inuinuinukoの仮想通貨(XRP)投資と全世界投資とFXの失敗話

投資で生活を豊かに、ミニマリストを目指し、社会的自立を夢見ています(今のところ失敗が多い)。。

32歳で新築マンションを購入した話(1)

自分は32歳の時に、マンションを購入してます。今年の6月から10年目に突入。

購入したきっかけを話すと話は自分の育った環境からになるので大変長くなりますが聞いてください。

うちの両親は自分が小学3年生の時に離婚してます。父と母は何年付き合って同棲して結婚したのかは知りませんが、母が私を産んだのは26歳の時。父は大工で母は美容部員でした。(結婚して専業主婦に)

1980年、時代は結構好景気だったんのではないでしょうか。私が生まれてすぐに戸建の新築住宅を購入します。当時いくらで購入したのかは不明。

千葉県のある市なのですが、駅がない。バスも本数が少ないところで車がないとどこかに行けません。父が大工だったので、そんな場所に家買ったのだろうなと思いますが、最近Googleマップで久々に元あった実家の近くを見ましたが、面影は0。しかし、交通網はそのままでとにかく交通が不便、景色もそれほど変わっておらず、戸建住宅、アパート、マンションと中学校があり、買い物できるところと言えば冴えないスーパーとホームセンターくらいです。そのエリアは身体障がい者をサポートする施設(養護学校)が多く、精神病院も近くにあり、そういった面でも街の特性が出ているなと思います。

家を建て10年経った頃、家庭生活は崩壊に向かいます。父の仕事が続かない性格、金銭感覚が狂っているところ、ギャンブル女性問題などなどあり、書面上で離婚し、実家は自分が小4の時に売りに出されます。

今思えば、この実家、売れるときに売ってしまって良かったじゃないかと思います。その後、住むエリアを変え賃貸マンションに引越しし、そこでも散財(実家売った時に余剰金が出たのでしょう)、やがて資金が底をつき、アパート暮らしになります。中1の時だったかな。

相変わらず仕事は続かず、フラフラする父。私も弟も成長し、一緒に暮らしていくのが苦痛になる日々でした。母も私も弟もビビりなので、父に反抗することはなかったですが、とにかく早く出て行って欲しくて安住の地を求めていた気がします。

だんだんと、たまに帰ってきて気分のいい時だけ給与を渡してくるような生活になり、母との夜の関係は継続的で、部活で日々発散していた気持ちも高校受験が近づき部活引退となると、私も自宅にいる現状に憤りを感じ何もできない、どうすることもできない不甲斐なさと、自分以外の家族がとても裕福な生活を送っていることに惨めで仕方なかった。

高校に進み、数か月に1回顔を出す感じにまで父は自宅に寄り付かなくなるわけですが、母はパート、私と弟は学校に行っている間に父はアパートに来て金目の物を漁るようになりました。

私が20歳になる頃には、一切寄り付かなくなり消えました。(最後に1度電話あったけど、何言ってんのか分からない感じでした)

そういった生い立ちもあり、いつか絶対自分の居場所を作る!安心できる生活を叶える!と野心に燃えてました。20代は10代に抑圧されていた生活からの解放の10年、欲しくても買ってもらえない、行きたくても出かけるお金がない、そういった欲を満たすために車、服、物、飲み会、週末は海、犬を飼う、などなど、とにかく給与が出たら使い切る生活を送ってました。20歳で就職し都内で働くのですが、東京ってすげー!みたいな、高級なお店、高いビル、オシャレな服を着て仕事後は飲み会、土日は友達と買い物かお出かけ、同期と旅行などなど、遊びました。楽しかったー!

22歳で実家のアパートを出て、UR賃貸団地で一人暮らしを始めるのですが快適でした。結構やりたい放題した記憶。一番初めに住んでいた実家、2番目3番目に住んだマンション、アパートは千葉でしたが、千葉県から出たかったのかもしれないです。家族のこと、我慢沢山して周りの友人の家族と自分を比べて惨めな思いを一人抱えていたこと、そういうことから離れたかった。

職場でお世話になっていた先輩がUR賃貸を教えてくれて、給与が少なくてもすぐに手続きができて、賃貸アパートよりも広くて収納も充実していたのと、日当たりもよく最高でした。

10年棲んだわけですが、隣人が身体障がい者で騒音や団地の踊り場、エレベーター付近でおしっこしたり、大したりするようになってしまい、(10年棲んでて9年間は全くそんな事はなかったのに・・)急遽出るしかなくなりました。隣人トラブルなければ今も住んでいたかもしれません。

家賃は当時月々42,000円、駐車場は5,670円、駅は歩いて10分程度、ただ武蔵野線だったので都内への通勤は大変だった( ;∀;)台風、雪の時はすぐ止まる、遅延。武蔵野線はもう使いたくないです。

そんな中、たまたま見た新築マンションのチラシが目に留まり、よく車でドライブしていた時に通る道中に建てられたマンションと知り、予算的にはオーバーだけど見学に行ってみることに。

行ったら最後、契約することになってしまいました(^-^;

(2)に続く。。